さらに「いい家」を求めて―これからは、感性が決め手。

感想
理論で分析しているのではなく、著者の個人的な感覚、感情で書いている本という気がする。家造りの基礎や押さえるべきポイントに対する記述はほとんどない。「外断熱」に対する想いが強すぎて、ある意味宗教的なものを感じる。
 「外断熱」自体は、悪いものではないと思うので、「外断熱」がどのような効果があるかということを、知るための手段としてはいいかもしれないが、それなら上記の本を読むほうがよいと思う。

さらに「いい家」を求めて―これからは、感性が決め手。
内容
「いい家」に辿り着くまでのもの語り、さらに「いい家」を求めるという貴重な体験に続き、「いい家」を造る事を決意した工務店主たちの熱き思いを紹介。主婦が楽しくなる家について書き加えた、2003年刊の改訂新版。
目次
第1部 「いい家」もの語り(「いい家」への道のり、本との出会い)
第2部 さらに「いい家」を求めて(妹の家、予期せぬ提案 ほか)
第3部 「いい家」の熱き語りべたち(「いい家」の告知活動、熱き語りべたち ほか)
第4部 主婦が楽しくなる家(肌と空気が合う家、男が造る家 ほか)
著者略歴
久保田 紀子
1960年東京都日野市に生まれる。1988年結婚。現在、外断熱・二重通気工法の家に住んで「住まい方のアドバイザー」として活躍中
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