日本建築学会の専門部会、住まいづくり支援建築会議は10月3日までに、専門家がマンション購入の基本を解説する「新築マンションを選ぶときには」と、住まいづくりに関する相談をインターネットで受け付ける「住まいネット相談」の二つのサイトを開設した。
「新築マンションを選ぶときには」は、(1)住まいの場所を選ぶ (2)建物性能を見極める (3)長く住むために (4)資金と契約──の4章で構成する。研究者、実務者など19人が執筆にあたり、順次公開する。現在は第1章のみ公開している。
「住まいネット相談」は、ウェプサイト上の所定の相談フォームに相談内容を記入して送る。採用された相談に対して、同会議が登録会員から見解を募集、取りまとめて相談者にフィードバックする仕組みだ。採用された場合には、相談者は事前準備相談資料代として1000円を支払う。
住まいづくり支援建築会議は、構造計算書偽造事件の再発防止策の一環として、学会が2006年4月に創設した。住宅・建築に対する発注者、エンドユーザーへの情報発信や建築への理解を深めることを目的としている。
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