住宅ローン つなぎ融資

つなぎ融資とは、物件の引き渡し(所有権や抵当権の登記)から住宅ローンの融資実行日までの間に、一時的に行われる短期の融資のこと。

住宅金融公庫の住宅ローンは、物件に抵当権を設定登記した後でなければ、融資が実行されない。しかし抵当権を登記するためには、不動産会社に不動産の代金を支払い、物件を自分のものにする必要がある。このため物件の所有権・抵当権の登記をし、その後、融資実行日までの間に利用されるのが、つなぎ融資だ。具体的には、(1)民間金融機関からつなぎ融資を受けて、不動産の代金を不動産会社に支払う、(2)所有権・抵当権を設定登記する、(3)公庫融資実行後、その資金でつなぎ融資を返済、という流れとなる。また住宅の買換えの際も、売却した物件の売却代金が支払われるまでの間に、つなぎ融資を利用するケースがある。

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