ロハス住宅 LOHAS(ロハス/ローハス) 

住宅用語集
日本をロハスに変える30の方法 ― BUSINESS LOHAS
ローハスクラブ
講談社 (2006/01/20)

 最近、家のことをいろいろ調べていると雑誌やインターネットでロハス住宅という言葉をたびたび見かける。LOHASロハス/ローハス)という単語を目にするのでしらべてみた。


 スローライフという言葉が数年前にはやったがなんだか似ている気がする。なにからなんでもスローライフって言葉をつけてたけど、最近はほとんど見なくなった。LOHASもおなじかな?
 ロハス住宅は、漆喰・珪藻土や無垢材などの天然素材をつかった健康な家という感じで使われているようだ。

LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語。健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル「LOHAS」(ローハス/ロハス

概要
 1998年、アメリカ合衆国の社会学者ポール・レイと心理学者のシェリー・アンダーソンが、15年にもわたる調査により、カルチュアル・クリエイティブズ(Cultural Creatives)と呼ばれる環境や健康への意識が高い人々の存在を確認したことを元に、レイと起業家のジルカ・リサビ(後のGAIAM創立者)が協力して開発したマーケティングコンセプトが “LOHAS” である。アメリカでは毎年LOHAS市場を拡大するためのLOHAS会議が開催されている。2002年に大和田順子が日本人として初めてLOHAS会議に参加し、日経新聞などでLOHASを紹介した。

アメリカ合衆国におけるLOHAS
 アメリカ合衆国の調査機関NMIが、LOHAS層を「環境と健康に関心、社会に対する問題意識、自己啓発・精神性の向上に関心が高く、実際の行動に移す人々」と定義し、2002年よりその割合を調査している。この調査にはカルチュアル・クリエイティブズを提唱したレイもアドバイザーとして協力している。2005年の調査によるとアメリカの成人人口の23%がLOHAS層だという(他、LOHAS層に近いが行動に至らない NOMADICS:39%、価値観を特に持たないCENTRISTS:27%、日々の生活に追われる INDIFFERENTS:12%)。

* アメリカ合衆国では「LOHAS」という「単語(word)」はビジネス用語として普及しており、一般消費者にはほとんど知られていない。一般消費者向けの「LOHAS」という「言葉」は、アジア(日本、韓国、台湾)から発信されていると言える。

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