サスティナブル住宅

最近、サスティナブルという言葉をよく耳にします。また、サスティナブル住宅という言葉もあり、
財団法人建築環境・省エネルギー機構(理事長 村上周三慶應義塾大学教授)という組織が「サスティナブル住宅賞」というものやっている。
サスティナブル住宅とは、。。。

最近サスティナブル社会という言葉をよく耳にします。
サスティナブル社会とは「持続可能な社会」と訳されており、環境や経済、人口など人間を取り巻く広い範囲にわたる現象に配慮した社会、未来に向けて安定的に持続・発展が可能な社会を意味しています。

住まいにおいてもスクラップ&ビルドの発展ではなく循環型建築への転換が必要であり、この視点に立ったサスティナブルな家づくりがサスティナブル住宅です。

持続可能な社会を引き継ぐためにサスティナブル住宅が果たす役割は非常に大きいと言えます。実践するためのキーワードは次の5項目です。

1. 環境負荷を減らし環境に配慮した建築をつくる
→省エネを考え、建物の寿命を伸ばす。リユースやリサイクルが可能な建材を使用する。
2. 自然との関わりを増やし、快適空間に住む
→内と外の空間に繋がりを持たせ、自然と人間の関係を見直し再構築することで冷暖房のあり方を見直す。
3. 内部環境と外部環境のバランスを考える
→今までは「内」の快適ばかりで「外」を害してしまう考え方だった。これからはパッシブデザインと呼ばれる、太陽エネルギーや自然の風などの環境を上手く取り入れる仕組みを考えることが重要。
4. 人にやさしい健康的な建築をつくる
→人体に悪影響を及ぼす建材は使わないこと、また十分な換気システムを考えることが重要。
5. サスティナブル住宅をつくるには住居者の参加が必要
→家族のライフスタイルを明確にし、それに沿ってハードとソフトの仕掛けを考える。そして居住者側も積極的に環境形成に関わることが大事。

環境負荷の少ない建築をつくっていくことは時代の要請であり、今や待ったなしの状況です。私一人くらい省エネしたところでたかが知れていると考えるのではなく、一人一人の意識こそが大事なのです。特に建物は第三の皮膚と言われています。建物は決して単体で存在する人工物ではないのです。これからの家づくりはイニシャルコストはもちろん、環境との関わり方を考えてランニングコストを抑えることも重要なポイントになります。

簡単に言うと、環境を考慮した省エネルギー住宅で、リサイクルのこともちゃんと考え、みんなで地球温暖化対策をしましょうというよーということですね。

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