間違いだらけの外断熱/内断熱住宅

感想
高気密・高断熱を勉強するためにはいいと思います。なぜ高気密・高断熱がいろいろなメーカーで取り沙汰されるのかを知るには、簡単に読めるいい本だと思います。
ただ、著者(富樫 琢哉)は、現在は住宅関係のフリーライターということで中立をアピールしているが、最後まで読んでいくと結局は「FPの家」が一番だということになっています。
「新・外断熱住宅はもう古い!」ほどではないが、こういう書き方がしてあると結局は宣伝本じゃないかと内容を疑ってしまいます。

間違いだらけの外断熱/内断熱住宅―「高気密・高断熱」だけでは良い家とはいえない
内容
今人気の外断熱住宅、高気密・高断熱住宅の弱点と落とし穴を明かした衝撃の書。家を建てる人、住宅業者には見逃せない一冊。
目次
1章 良い家を建てるには家づくりの基礎知識が必要です
2章 これが高性能住宅の実情、夢のような家だが良否は職人の腕次第
3章 今話題の外断熱だが落とし穴も弱点もある
4章 FPの家ってどんな家?
5章 もしかするとあなたの家も欠陥住宅・有害住宅ではありませんか?
6章 環境にやさしく、安心・安全、快適生活をクリアする高性能住宅
7章 家は健康を守りもするが、病気をつくることもある
8章 「高気密・高断熱」だけでは良い家にはならない
9章 トクする家を建てられる業者か、ダメな業者かがわかるテスト
資料編 FPの家に関する素朴な疑問と質問への回答集
著者
富樫 琢哉
住宅ライター。生年月日は昭和39年8月18日。出身地は札幌。(株)日本建設新聞社勤務。住宅専門雑誌「豊かな住まいづくり」の営業および編集に5年間たずさわる。松本建工(株)札幌本社FP事業本部に勤務。フランチャイズFPグループの運営及び広報関係を8年間担当。平成11年にフリーライターとして独立。現在に至る。建設会社の広報面での支援・カウンセリングに従事
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