戸建用木質階段にLED「ほたるライト」 (松下電工:National)

戸建用木質階段にLED「ほたるライト」をすべてに標準装備

松下電工株式会社は、すべての戸建住宅用木質階段に足元を照らすLED照明「ほたるライト」機能を、12月1日より標準装備します。
 当社は住宅設備や部材への信頼度を高めるために、階段の安全性の向上を目指して、「ほたるライト」を標準装備としました。階段の踏み板部分を明るく見やすくすることで踏み外しを低減し、深夜の上り下りの安全性を高めます。

主な特長
(1)踏み板の段差部分が見分けやすく、深夜の上り下りの安全性を向上
(2)まぶしさを感じさせず、やさしく点灯
(3)メンテナンスの手間を抑え、環境に配慮したLEDを使用

標準装備化の背景
住宅構成材の中で事故が一番多いのが階段(3,738件)で、二位の浴室(1,590件)に2倍以上も差をつけて発生しています。(※2)
 階段では、特にご高齢の方やお子様に事故が多くなっています。ケガの種類としては、打撲・擦り傷などが65%も占める中、骨折や脱臼など、後遺症になりやすい怪我は全体の約24%にも上ります。原因としてよく散見されるのが「照度の不足による踏み外し」があげられます。(※2)
 そこで階段の安全性を高めるために、夜でも踏み板の段差部分がよく見える階段「ほたるライト」の普及を目指し、従来のオプションから標準装備に変更しました。さらに滑りにくい「スリップレス塗装」や「すべり止め加工」などといった部材ラインアップと併せて、より階段の安全性を向上させることができます。
 現在の年齢や家族構成だけでなく、ご両親やお子様、そして施主ご本人の5年後や10年後の加齢状況や身体状況のことも考えた階段の設計をお薦めします。

(※2) 国民生活センター ホームページ くらしの危険 「家庭内で圧倒的に多い階段の事故」より。
危害情報システムに協力病院より寄せられた1992年8月から2000年3月までに寄せられた69,273件の商品などによる事故のうち、家庭で発生した生命・身体に関わる事故のなかで、住宅構成材に関わる事故の中での上位ランキング。

特長
(1) 踏み板の部分が見分けやすく、深夜の上り下りの安全性を向上
・ 下りの事故は上りの4倍にも上ることに注目し、上から見ると踏み板1枚1枚が浮かび上がるように、段差部分が分かるように照らします。足を置く位置を認識でき、階段を降りる際の危険な踏み外しを低減します。
(2) まぶしさを感じさせず、やさしく点灯
・ 夜中に起きたときでも、まぶしくなく、ほんのりとしたやさしい明るさで足元を照らします。明る過ぎて、目覚めてしまうことのないように配慮しています。
(3) メンテナンスの手間を抑え、環境に配慮したLEDを使用
・ 毎日、点灯しても約30円/月程度です。(※3)
・ 長寿命のLED(発光ダイオード)を使用しています。(※4)
・ 意匠性を損なわない、小さくて目立たないサイズです。

(※3) 14段階段取り付け。消費電力2.8W。電気料金23円/kwhで1日12時間点灯させるとして換算。消費電力には待機時消費電力を含みます。
(※4) LED(発光ダイオード)とは、通電すると電子がぶつかりあって発光する半導体素子のこと。少ない電力で点灯することと、電球のようにフィラメントを使用していないため寿命が長いことなどが特長です。
またLEDは半導体であるために、球切れという現象はありません。ただし、発光効率の低下やレンズ部の劣化があります。

●詳しい商品情報を松下電工のホームページ
 (http://national.jp/sumai/interior/hotaru/index.html)に掲載しています。

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