最後に三重県住宅生協との打ち合わせに夢工房 鈴鹿店に向かった。ここは、最初から設計士の方が同席することを聞いていたので、楽しみにしていた。また、設計士の方は外部の方であるが、前回の打ち合わせで、私たちにぴったりの方を準備してくれると言っていたので、どんなタイプの方かなあと期待たっぷりで打ち合わせに行った。
打ち合わせスペースに座ったら、営業の方が「第一案なので、希望と違うかもしれないが、今回はいろいろ話をするということで。」とまず伏線を張ってきた。どんな提案なのかと思いつつ、設計士の方を紹介された。まずは、プランの話をする前に前回提示した要件について、ヒアリング確認から始まった。設計士の方は、比較的淡々としていて、職人というタイプの方で、非常に好感が持てた。また、他のハウスメーカーと比べて、私たちがメモ代わりに使っている要望を、端から端までチェックしていて感心した。私たちも仕事をする上で、RFPをまずは読み込むので、共感できる部分が良い。事務所を構えている、一級建築士の方であったため、私たちが調べたことや、聞いたことの疑問点をせっかくなのでいろいろ聞いてみた。疑問点については、言葉少なげながらきちんと理由付きで教えてくれて良かった。
1時間ほど話をしてようやくプラン提示。今回は、ドラフトレベルということで手書きの間取り図であったが、かわいい図面で見やすい。良いところは、レオの部屋のトイレコーナーがリビングから死角になるようにしている気遣い、パントリーが大きいところ、ウッドデッキがコの字型の部分に囲まれていてかっこいいところ。(壁が多くなり値段は上がってしまうらしいが。)バスの前にきちんと箱庭風のものがあるところ、2階の部屋が全て南側で日当たりがよいことなど。気になる点は、レオのスペースがちょっと広いところ(5畳ぐらいあるらしい。)、レオのドックヤードをどこにつくるか、2階の納戸、書斎のスペースがないところ、玄関土間のスペースなど。また、概算費用は間取りや設備が決まった後にそれぞれ見積もりをとるので、今回はなかったところも気になる点。ただし、絶対他のハウスメーカーよりは安いとのことなので、期待はしているが。
住宅設備関係で三重県住宅生協のよいところは、TOTOのシステムキッチンが取り扱いシステムキッチンの主要メーカーであること。TOTO好きの私には、ポイントが高い。
今回は、1次案で1枚ものの資料であったが、設計士の方が同席すると話が早いので、綺麗なプレゼン資料がなくてもそれほど不自由は感じなかったので良かった。後は、次回のプランでさらに良いものを期待している。